ほんもの寺子屋には卒業アルバムがない代わりに、年度末に生徒の文集とアルバムを兼ねた冊子を製作しています。

作文は国語科における1年の集大成として、3学期から取り組みます。大まかなテーマは毎年変わり、生徒たちの想像力や想いを存分に発揮していただきます。自分でどんどん書き進められる子、そもそも字を書くことから大変な小学1年生、作文という課題の中でも、生徒それぞれにまったく別個の学びが展開されます。

文を作るのが苦手な子は、先生がアイデアを出したり、見本を書いてそれを写す、といった対応もしながら、全員が1年に1回、自分なりに作文を仕上げるという経験を積んでいただきます。

アルバムは1年間の生徒たちの授業風景、日常生活をまとめたものです。デジタル全盛の今だからこそ、紙面で昔の写真を懐かしむ経験は貴重だと思います。