演奏家。スタジオ夢于の音主宰。
自分と外との「共存」の可能性を、音に喩えて模索する会「おとぎばなし(音技話)」や、自由に音を奏で合う「音模様を描く会」等を主催。ピアニストとしては、ショパン全曲演奏会を執行中。東京音楽大学卒業。
山本かおり
内(自分)と外(他人を含む周りの存在)を、音で繋いでみよう!
講師紹介
山本かおり
授業に対する想い
【音を楽しむ】ということ。おとな、こども、プロ、ド素人、それぞれの間に本来差異はなく、誰にでも出来る行為。胎児も産まれたての赤ちゃんも、小中学生も青少年も、近所のオバサンも中年オヤジも、老いた爺さん婆さんも、心肺停止に至った人も (人体の中で最後まで機能している器官=耳『聴覚』)、皆々が備え持つ「音を感じる能力」を信じ、居合わせた人の心身に、じんわりと沁みこんでいくような音空間を提供します。
授業内では、音を用いた「想像~創造の作業」を一緒に行い、どんな音素材(声・リズム)を使ったら、どのような雰囲気になるのか!?日本固有の音使い~世界各国の音楽に触れ、音の質、高さ、距離、幅、それらの混配合の仕方、記し方、再現方法など、感覚と理論を紐付けて解説~実演しながら進めていきます。
個々の感覚を主軸とした「自分の音」を捉え、それらが外と心地よく関わる為の音楽的手段を模索しながら、一人ひとりが、好きな響き(奏でる仲間との調和)に出逢うことが出来れば幸いです。