■ 理科で大切にしたい3本柱

1.生活や自然の中から「なぜ?」と問いを発する習慣を身につける
・ 本当の学びは机上で行われるのではなく、生活や自然の中で「遊び」を通じて育まれるものである。みずみずしい子どもの「なぜ?」「どうして?」という感性を大人が抑え込むことなく、むしろそれらを各自が「問い」に高められるよう導く授業を目指したい。

2.知識の枝葉の暗記ではなく、原理原則が腑に落ちるような学びとする

・ ほんもの寺子屋では、テストや入試のための機械的な知識の暗記は行わない。子どもたちが持っている興味関心の種に注意を向け、その種から芽が出て大きく葉を広げていくような、自然の摂理に寄り添った学びの場としたい。頭の中だけで分かっているのではなく、「本当に分かっている」という体感的な理解を大切にしたい。

3.自然科学の原理原則をもとに論理的思考で推論する習慣を身につける
・ みずみずしい感性で問いを立てることができ、自然科学についての原理原則をしっかり飲み込むことができれば、あとは事典や実験などで必要な科学的知見を適宜手に入れ、推論する訓練を積むのみである。これら一連の思考の過程を習慣にできるような授業としたい。

■ 上記3本柱を達成するための道筋

毎週月曜に行われる農業の授業こそ、理科における最良の学び場だと考える。遊びを通じて自然の摂理に触れてもらいつつ、自然科学に関する読書課題を出すことで科学的知識を少しずつ蓄えていってもらう。学習指導要領を参考にしながらも、各自が問いを見つけ、自分で解決のヒントを探し出し、自分なりの答えを出していく「自由研究型(調べ学習)」の探究学習を重ねていきたい。

担当講師