お金のやりくりの大切さ、貯蓄、計画的なお金の管理という児童向け金融教育が普及しはじめています。
しかし、寺子屋において大切にしているのは私たち日本人、そして円という通貨がなぜ世界中で両替してもらえるのか?
資源のない我が国が、まだ豊かさを維持しているのはなぜなのか?

お金に関するスケールの大きい感覚を身に着けていけるよう、息長く血の通った授業を続けていけるよう心がけています。そして、担当する生徒たちが自分だけ独り勝ちして豊かになればいいという 昨今、流行している社会通念を乗り越えて、家族や地域や社会と共に豊かになるという 高く優しいステージへと進んでいってくれたらと思います。

授業時数

原則月1回実施

担当講師

これまで行ってきた授業テーマ(一部)

・山梨中銀金融資料館見学
・お金にまつわる手作り紙芝居
・1万円札について考える
・通貨の成り立ち(山梨、武田治世時代を含めて)
・指数(べき乗)について
・日本は小さいのか? 日本は貧しいのか?豊かなのか?
・蜜柑と蜜柑ジュースの値段に、なぜ違いがあるのか?
・お金に関する行為そのものに良し悪しがあるわけではない
・「1本の鉛筆を、自分ひとりで作れる人は誰もいない」
・エコノミストという職業について

授業風景